朝、太陽の光を浴びると体内時計がリセットされ、メラトニンの分泌が止まり、その原料となるセロトニンが分泌され始めます。
光を浴びてから14~15時間後再び、体内時計からの信号でメラトニンが分泌されて、睡眠を促します。
つまり、朝6時に起床する場合、そこからメラトニンの分泌が止まり、セロトニンが分泌され、夜9~10時くらいに再びメラトニンが分泌され、だんだん眠くなってきて、真夜中にはピークを迎え、深い眠りにつけるのです。
重要なのは「朝、太陽の光を浴びる」ということです。
朝、散歩したり、通勤時は日の当たる道を歩いたりして、太陽光を浴びるのが一番いいですが、カーテンを開けて太陽光をとりこめば、部屋の中でも大丈夫です。
日光に反応してメラトニンの分泌からセロトニンの分泌に切り替わります。
朝のうちに光を浴びない、昼過ぎまで寝ているような生活習慣になると、体内時計が乱れ始め、十分にメラトニンが分泌されなくなってしまいます。
すると、夜中になっても寝付けなかったり、起きたら疲れが残っていたりします。
また、夜に強い照明の中にいることもメラトニンの分泌を妨げます。
最近、ありがちなのがゲームやネットに夢中になって夜更かししてしまうことです。
こうなると、体内時計の乱れが続き、睡眠と覚醒のリズムが整わなくなり、なかなか眠れなかったり途中で目が覚めたりと、睡眠の質を下げてしまうのです。
睡眠不足、睡眠の質が悪いと、体のエネルギー代謝が上手く機能できなくなり、疲労やダメージが蓄積した状態が続いてしまいます。
生きる上で必須である器官でない頭皮や髪の毛は、最もエネルギー供給の優先順位が低いとされていて、このような状態になると、育毛環境に重要な役割を果たす毛母細胞の細胞分裂活動も十分に行えなくなり、発毛不良の状態となってしまいます。
メラトニンは抗酸化物質でもあり、頭皮の酸化も防ぐ作用もあるので、この分泌が低下すると細胞や頭皮の老化を招き、薄毛がますます進行してしまいます。
「成長ホルモン」も髪の毛に影響を与えます。
大部分がタンパク質で構成されている髪の毛は、成長ホルモンの作用を受けやいと言われています。
成長ホルモンが分泌されればされるほど、髪の毛は丈夫で健康に成長し、薄毛になりにくい環境になります。
運動後、また夜間に分泌が増えるとされていますが、睡眠は、さらに夜間の成長ホルモンの分泌を増やします。
成長ホルモンの分泌を増やす睡眠は脳波がゆっくりになる深い眠りのときです。
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