2024年2月7日
こんにちは、毛活アドバイザーの森本です。日本におけるシャンプーの歴史は、大正末から昭和初期にかけて始まりました。昭和初期にはすでにシャンプーという名称が使われ、現在に近いシャンプーが登場したのは、戦後の1950年代のことです。
この頃、「5日に1度はシャンプーを」と当時の花王石鹸がシャンプーの普及に力を入れました。1970年代に入るとシャンプーは、フケやかゆみを防ぎ、髪や頭皮を清潔に保つというのが基本コンセプトになりました。
1980年代には、髪や頭皮を清潔に保つというコンセプトのシャンプーはその役割をほぼ全うし、新たなコンセプトである美しい髪、良い香りといったコンセプトが主流となりました。
さらに1990年代に入ると、滑らかな髪、艶のある髪、毛髪修復といったワードがコンセプトとなり、シリコン配合シャンプーが登場しました。
しかし、後にシリコン悪者説が流布され、ノンシリコンシャンプーが一世を風靡しましたが、それも長くは続きませんでした。そして2000年代に入ると、頭皮ケアで美しい髪を育むといったコンセプトが登場し、現在ではその流れは強くなっています。
前置きが長くなりました(笑)美しい髪の毛は多くの人にとって憧れの対象ですが、その基盤となるのは健康な頭皮です。では、実際に良い頭皮が美しい髪を生み出すのか、その真相に迫ります。
美しい髪を育むためには、その土台となる頭皮の環境が非常に重要です。頭皮は髪の毛の生える「土壌」であり、その状態が健康であればあるほど、髪も健やかに育つとされています。頭皮の健康を左右する要因としては、清潔さ、湿度、皮脂のバランスなどが挙げられます。
頭皮が清潔であれば、毛穴が詰まることなく、健康的な髪の成長を促すことができます。適切な洗髪は、過剰な皮脂や汚れを取り除き、頭皮環境を整えるのに役立ちます。一方で、頭皮が乾燥していると、かゆみやフケの原因になり、これらがさらに頭皮環境を悪化させることもあります。適度な湿度を保つことで、頭皮は健康を維持しやすくなります。
また、皮脂は自然なツヤと潤いを髪に与える重要な役割を担っていますが、その分泌が過剰であると、頭皮が脂っぽくなり、毛穴を詰まらせる原因にもなります。逆に不足していると、髪の乾燥や切れ毛の原因になり得ます。健康な頭皮は、適切な皮脂のバランスを保つことで、髪に必要な栄養を適切に供給し、外部からの刺激から守ることができます。
このように、頭皮の健康は、髪の成長や状態に直接影響を及ぼします。頭皮が健康であれば、栄養が髪の毛に行き渡りやすく、髪は自然なツヤと強さを保ちやすくなります。そのため、美しい髪を目指す上で、頭皮の健康を守ることは非常に重要なのです。
美しい髪を保つためには、頭皮ケアが欠かせません。頭皮の健康を維持・向上させるためには、基本的なケアから始め、必要に応じて応用的なケアも取り入れることが大切です。以下に、頭皮ケアの基本から応用までを紹介します。
基本のケア:
適切な洗髪方法の実践: 頭皮を優しくマッサージするように洗い、強くこすりすぎないよう注意します。また、シャンプーの選択も重要で、自分の頭皮の状態(乾燥しているか、脂性か等)に合った製品を選ぶことが推奨されます。
保湿: 洗髪後は、頭皮にも保湿を施します。特に乾燥しやすい人は、頭皮用の保湿剤を使用すると良いでしょう。
正しい乾かし方: 頭皮を健康に保つためには、髪を乾かす際にも注意が必要です。ドライヤーの熱が直接頭皮に当たらないようにし、髪が完全に乾くまでしっかりと乾かします。
応用的なケア:
頭皮マッサージ: 血行を促進し、頭皮の健康を保つために、定期的な頭皮マッサージが有効です。専用のオイルを使用することで、さらにマッサージの効果を高めることができます。
栄養バランスの良い食事: 頭皮と髪の毛は、体内からの栄養によっても健康が左右されます。ビタミンやミネラルを豊富に含む食事を心がけ、髪の毛に必要な栄養をバランス良く摂取しましょう。
専門的なケア製品の使用: 市販されている頭皮ケア専用のシャンプーやトリートメント、セラムなどを使用することで、頭皮環境を整えることができます。特に問題を抱えている場合は、専門家に相談し、適切な製品を選ぶことが重要です。
これらのケアを継続することで、頭皮の健康を保ち、美しい髪を育てる土台を作ることができます。頭皮ケアは、単なる美容の一環ではなく、髪と頭皮の健康を守るための必要不可欠なステップとして位置づけられるべきです。
良い頭皮が美しい髪を生むというのは、決して迷信ではありません。髪の毛の健康と美しさは、その土台となる頭皮の状態に大きく依存しています。日頃からの適切な頭皮ケアにより、健康な頭皮を保つことが、美しい髪を手に入れるための第一歩です。美しい髪を目指すなら、まずは頭皮の健康から始めましょう。
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