(写真1)
(写真2)
まずはシャンプーできれいに洗われた髪(写真1)から見ていきましょう。
うろこのようなものが「キューティクル(毛小皮)」と呼ばれるもので厚さが1000分の0.5㎜ほどで、何枚も重なり合い、摩擦に耐える丈夫な性質で、毛を保護しています。
(写真3)
(写真4)
次は、パーマをかけた髪(写真3)とヘアダイ(染色)した髪(写真4)です。キューティクルの形が崩れている(損傷している)のが見て取れます。パーマやヘアダイをすると髪が傷むことはご存知かもしれませんが、顕微鏡で見ると分かりやすいですね。
髪には毛周期(ヘアサイクル)というものがあり、生えて抜けるを繰り返します。
もちろん1本1本の毛周期はバラバラで、平均して1日に60~70本くらいは自然に抜け落ちると言われています。
異常脱毛の場合には150本以上になり、毛周期が乱れている状態と言えます。
抜け落ちた毛が、自然に抜けた毛なのかそうでないかは毛根を見ると分かります。
(写真5:自然に抜けた毛)
(写真6:異常脱毛)
写真で比べると分かりやすいのですが、自然に抜けた毛の毛根は、棍棒のように根本が大きく膨らんだ形をしています(写真5)。
一方、異常脱毛で抜け落ちた毛の毛根を見ると、先細りになっているのが分かります(写真6)。
これは髪の成長期において何らかの強い刺激が加わり、細胞分裂が阻害されたためです。
(写真7)
写真⑦は頭皮に汚れがない清潔な状態です。
頭皮が綺麗な様子が見て取れるかと思います。
写真8
写真9
それに対して、写真⑧は付着物が見られる頭皮で、写真⑨はフケのある頭皮です。
マイクロスキャナーでみると、かなり汚れていることが分かります。
頭皮は皮脂と汗腺が混じり、皮脂膜を形成して頭皮を保護していますが、髪が密生しているので、皮脂や汗、ホコリが混じったり、たばこなどの臭いも付着して汚れます。
また、男性ホルモンが多い方は、皮脂量が多く分泌され、微生物が繁殖しやすくなり、皮脂や汗を分解して刺激を起こして代謝異常になり、フケが増えたり、臭いやかゆみの原因になることもあります。
髪と頭皮を拡大して写真で見ると汚れが分かりやすいですよね。
健康な髪、健康な頭皮を保つために、汚れをしっかり取り清潔にすることが大切です。
そして食生活。髪は体の一部ですので食生活の乱れは髪にも現れてきます。
インスタント食品などを摂り過ぎると栄養の偏りになり、髪にとっても良いことでなく、抜け毛や細毛になることもあります。
偏食のないバランスの良い食事をとることが大切です。
最後に、髪に良いと言われている食べ物をご紹介します。
アジ、サバ、サンマや白身の魚、肉類では脂肪の少ない鳥ササミ、ヒレ肉やチーズなどの乳製品、鶏卵、大豆、豆腐、納豆など。
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