2023年10月23日
こんにちは、毛髪診断士の森本です。毎日のシャンプーは髪の健康を守るための基本的なケアの一つですが、正しいシャンプーテクニックを知っていますか?間違ったシャンプー方法は、髪や頭皮にダメージを与える原因となることがあります。今回は、日常のシャンプーテクニックで髪の健康を守るためのポイントを紹介します。
シャンプー時の水の温度は、髪や頭皮に与える影響が大きいと言われています。熱すぎる水は、髪のたんぱく質であるケラチンを傷つける恐れがあります。ケラチンが損傷すると、髪の弾力が失われ、乾燥や切れ毛の原因となり得ます。また、熱い水は頭皮の自然な油分を取り除きすぎてしまい、乾燥やかゆみの原因となることもあります。
最適な水温はぬるま湯、おおよそ37〜38℃程度と言われています。この温度帯では、シャンプーが十分に泡立ち、頭皮や髪の毛の汚れもしっかりと洗い流すことができます。また、この温度の水を使用することで、頭皮の血行促進やリラックス効果も期待できます。シャンプー時は水温を意識し、髪と頭皮にやさしいケアを心がけましょう。
シャンプーの適量は、髪の長さや汚れの度合いによって異なりますが、一般的には大きさが500円硬貨程度の量を目安とするのが良いでしょう。しかし、それよりも重要なのはシャンプーをきちんと泡立てることです。泡立ての工程を適切に行うことで、髪や頭皮を傷つけることなく、効果的に汚れを取り除くことができます
手のひらで泡立てる: まず、シャンプーを手のひらに取り、両手を擦り合わせて泡立てます。泡立てネットを使って泡立てるのもよいでしょう。この工程で、シャンプーが均一に泡立ち、頭皮や髪になじみやすくなります
頭皮を中心に洗う: 泡立てたシャンプーを頭皮に塗布し、指の腹を使ってマッサージするように洗います。頭皮に残った汚れや皮脂は、髪の健康を損なう原因となるため、しっかりと洗い流すことが重要です。髪の毛は、頭皮から流れるシャンプーの泡で十分に洗われます。
十分なすすぎ: 泡立てたシャンプーをしっかりと洗い流すことで、髪や頭皮に残ったシャンプーの成分が、後からトラブルの原因となるのを防ぎます。すすぎ残しは、頭皮のかゆみやフケの原因となることもありますので、十分に洗い流すことを心掛けましょう。
泡立ちが悪い場合: シャンプーの泡立ちが悪い場合、それは頭皮や髪に油分や汚れが多いことを示していることがあります。この場合、一度洗い流してから再度シャンプーを行うと、2回目はしっかりと泡立つことが多いです。
頭皮のマッサージは、シャンプー中に取り入れることで、髪の健康を向上させるだけでなく、リラクゼーション効果も得られます。適切なマッサージの方法とその効果について詳しく見ていきましょう。
頭皮の血行促進: マッサージによって頭皮の血流が向上し、毛髪に必要な栄養が適切に供給されるようになります。これは、髪の成長をサポートし、健康的な髪質を保つために欠かせない要素です。
リラクゼーション効果: 頭皮をマッサージすることで、緊張がほぐれ、ストレスが軽減されます。頭皮の緊張は薄毛の原因の一つとも言われているため、リラックスすることは髪の健康にとっても大切です。
マッサージの方法: シャンプーを泡立てた後、指の腹を使って頭皮を円を描くように優しくマッサージします。特に後頭部やこめかみ周辺は、血行が悪くなりやすい部分なので、しっかりとマッサージを行うことがおすすめです。
マッサージの時間: シャンプー時のマッサージは、1~2分程度を目安に行うのが良いでしょう。時間がたつとシャンプーの泡は減少してしまいますので、適切な時間でのマッサージが効果的です。
注意点: 頭皮を傷つけないように、指の爪は使わず、指の腹を使用してください。また、強く押しすぎないように注意し、痛みを感じる場合は力を緩めるようにしましょう。
日常のシャンプーテクニックに少しの工夫を取り入れることで、髪や頭皮の健康を長く保つことができます。適切な温度の水、適量のシャンプー、頭皮マッサージなど、簡単なテクニックを毎日のケアに取り入れて、美しい髪を手に入れましょう。
関連記事:
↓↓46歳、私も毛活中です↓↓
↓↓「憧れの上司」になれる情報をお届け♪↓↓