2023年10月22日
 
こんにちは、毛髪診断士の森本です。現代の生活に欠かせないスマートフォン。多くの人が日常的に使用しているスマホですが、その使用が薄毛と関連しているという話を耳にすることが増えてきました。デジタル時代の新たな課題として、スマホと薄毛の関係について深く探ることで、適切な対処法を見つける手助けをしたいと思います。
スマートフォンは現代のコミュニケーションツールとして欠かせませんが、使用し過ぎることで体に多くの影響を与えることが明らかになってきました。特に、長時間のスマホ使用によるストレスは、薄毛のリスクを高める一因となり得ます。
スマホを使用する際、多くの人が首を前に傾ける姿勢をとることが多いです。この姿勢は、首や肩の筋肉に過度な負担をかけ、緊張や筋肉痛を引き起こす可能性があります。このような筋肉の緊張は血行を悪化させる要因となり、頭皮への血液の供給が低下します。頭皮への栄養供給が不足すると、髪の毛の成長が阻害され、抜け毛や薄毛の原因となります。
さらに、長時間のスマホ使用は心理的なストレスも引き起こす可能性があります。SNSやメールのチェックを頻繁に行うことは、情報過多となり、それがストレスとなることも。また、睡眠時間が削られることで、疲労が溜まりやすくなることも考えられます。
ストレスは体のホルモンバランスを乱すことが知られており、特に男性ホルモンのバランスの乱れは、薄毛を引き起こす大きな原因とされています。長時間のスマホ使用が引き起こす物理的、心理的ストレスは、頭皮や髪の健康に大きな影響を与えることが考えられるのです。

スマートフォンやパソコンの画面から放出される青色光は、私たちの体内時計や生体リズムに大きな影響を与えることが知られています。特に、メラトニンという睡眠を誘導するホルモンの分泌に影響を与える可能性が高まっています。
メラトニンは、夜間になると分泌が増加し、私たちを眠りに導く役割を果たします。しかし、青色光に晒されると、このメラトニンの分泌が抑制され、その結果、質の良い睡眠を取ることが難しくなるとされています。深い睡眠は、身体の修復や再生に欠かせない時間であり、特に頭皮や髪の毛の健康維持には深い眠りが必要です。
また、メラトニンは抗酸化作用も持つため、適切な分泌がなされないと、体内の酸化ストレスが増加する可能性があります。酸化ストレスは、髪の毛の健康や成長を阻害し、薄毛の原因となることが示唆されています。
さらに、青色光の過度な暴露は、視力の低下や目の疲れを引き起こすことも知られており、これがさらなるストレスとなり、薄毛のリスクを高めることが考えられます。

スマートフォンの普及により、多くの人々の生活スタイルや日常の習慣が大きく変わりました。一方で、この変化は髪の健康や薄毛に関するリスクとも密接に関連しています。
まず、スマホを使うことで、運動不足や長時間の座り姿勢が増える傾向にあります。特に、SNSやゲームに夢中になり、数時間の使用が日常化すると、身体の循環が悪くなり、頭皮への血流も低下します。頭皮の血流は、髪の毛の健康や成長に必要な栄養素を運ぶために非常に重要です。
また、夜遅くまでスマホを使用することで、不規則な生活リズムや睡眠不足が増加することも一因として考えられます。不足した睡眠は、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、これが薄毛の原因となる可能性があります。
さらに、スマホの使用により、食事の内容やタイミングが乱れることも少なくありません。例えば、SNSや動画視聴中に手軽にスナック菓子を食べることが増えたり、食事の時間が遅れることで、体内のリズムが崩れる場合があります。バランスの取れていない食事や食生活の乱れは、髪の毛の健康を損なう要因となります。
スマホは便利で手放せないアイテムではありますが、その使用方法や時間には注意が必要です。薄毛のリスクを考慮するなら、適度な使用時間を心掛け、生活習慣を整えることが大切です。デジタル時代の課題として、スマホと薄毛の関係を理解し、健やかな頭髪を保つためのライフスタイルを模索しましょう。

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