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毛髪相談でよくある質問に毛髪診断士がお答えします!(4)


2023年10月9日





毛髪診断士

こんにちは、毛髪診断士の森本です。10月20日は「頭髪の日」。髪や頭皮に関する知識を広め、髪の健康を考えてもらおうと日本毛髪科学協会が1977年に制定した記念日です。私、日本毛髪科学協会会員の毛髪診断士の森本が、よく寄せられる質問に答えていきます。あなたの悩みにも答えが見つかるかもしれません。一緒に髪の疑問を解決していきましょう!

シャンプーは毎日しないといけない?

頭皮の前頭部と頭頂部には、側頭部や後頭部に比べて皮脂の分泌量が多いことが知られています。実際、洗髪した直後から皮脂が分泌され、約24時間後には洗う前の状態に近づきます。これを顔の皮脂回復と比較すると、顔は洗顔後約2時間で元の状態に戻るとされるため、頭皮の皮脂回復は比較的遅いとみられます。

シャンプーの主な役割は、これらの皮脂や汗、外部の汚れを取り除くことです。適切な洗髪をしないと、皮脂や汚れが酸化したり、細菌が増えて頭皮の炎症や臭いを引き起こすリスクが高まります。そのため、1日1回、あるいは2日に1回の洗髪がおすすめです。

さらに、研究によれば、頭頂部の水分量は男性で約半分、女性で約3分の1と、前額部に比べて少ないと報告されています。頭皮の水分量が少ないため、1日に何度も洗髪することは乾燥の原因となり、フケやかゆみのトリガーとなる可能性があるので、過度な洗髪は避けるべきです。

シャンプー

シャンプー後ドライヤーで髪を乾かさなくてもいい?

シャンプー後の頭皮を濡れたままにすると、雑菌が増殖し、不快な臭いや頭皮の炎症の原因となります。だから、洗髪後は、ヘアドライヤーを活用してスピーディーに乾燥させることが推奨されます。
ただし、使用時にはヘアドライヤーを髪に近づけすぎないよう注意し、一箇所に長時間熱を当てないことで、髪と頭皮を過度な熱から守ることが肝心です。

トリートメントとコンディショナー、リンスの違いは何でしょうか?

トリートメント、コンディショナー、リンスという用語は、厳密には明確な違いが定義されていません。一般的に、メーカーや人によって「コンディショナーはリンスより油分が多い」といった説明がされることもありますが、これは一概には言えることではありません。言葉の本来の意味に基づくと、トリートメントは「処理」、コンディショナーは「感触や状態を調整」、リンスは「洗い流すこと」を指します。しかし、現代の製品においては、これらの名称は相互に使われることも多く、それぞれの製品の特性や目的を理解することが大切です。

ボタニカル成分は、髪や頭皮に良いのでしょうか?

「ボタニカル」とは、英語で「植物の」や「植物由来の」という意味を持ちます。この言葉は、頭髪ケア製品だけでなく、植物柄のファッションやインテリアデザインにも使われています。
植物由来の成分を含む製品は「ボタニカル〇〇」と称されることが一般的ですが、この名称に特定の基準や明確な定義は存在しません。したがって、任意の製品に「ボタニカル」という名前をつけることが可能です。

植物由来の成分、動物由来の成分、または合成成分、それぞれの成分が毛髪や頭皮に及ぼす効果は異なります。さらに、それらの効果は個人差があります。ボタニカル成分が配合されているからといって、全ての製品が安全であるとは限りません。製品を選ぶ際は、成分表記や製品のコンセプトをよく確認し、自身の毛髪や頭皮の状態、目的に合ったものを選択するよう心がけましょう。

毎日のブラッシングは髪に良いのですか?

適度なブラッシングは頭皮の血行を促進し、毛髪にツヤやコシを出す助けとなります。しかし、過度に強くブラッシングすると、毛髪や頭皮を傷つける原因となるため、優しく、適度な力加減で行うことが推奨されます。

フケが多いのですが何か解決法はありますか?

フケが多いのですが何か解決法はありますか

フケの原因は様々ですが、以下にフケを減少させるための一般的な解決策をいくつか挙げます。

シャンプーの見直し: 頭皮の乾燥や過剰な皮脂がフケの原因となることがあります。シャンプーを選ぶ際は、頭皮の状態に合わせたものを選ぶことが大切です。乾燥肌向けや脂性肌向けのシャンプーを選ぶことで、頭皮の環境を整えることができます。

頭皮マッサージ: 頭皮の血行を良くすることで、健康な頭皮環境を作り出すことができます。シャンプー時にやさしく頭皮をマッサージすることで、血行促進や皮脂の正常化を助けます。

適切な洗髪方法: 洗髪時に熱すぎるお湯を使用すると、頭皮が乾燥しやすくなります。ぬるま湯で洗髪し、しっかりとすすぐことが大切です。

専用のフケケア製品の利用: フケケア用のシャンプーやトリートメントを使用することで、フケの原因となる菌の繁殖を抑える効果があります。

ライフスタイルの見直し: ストレスや不規則な生活、食生活の乱れなどもフケの原因となることがあります。バランスの取れた食事や十分な休息、ストレス管理を心掛けることが大切です。

専門家の意見を求める: 上記の方法でフケが減少しない場合や、痒みや赤みが伴う場合は、皮膚科や専門のクリニックに相談することをおすすめします。

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参考文献:

気になるフケの正体を知ろう!

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